初心表明の空似

初心表明の空似

自己紹介

はじめまして。KKcです。「かかし」と読むのがスタンダードですけど、「ケーケーシー」と発音されても楽しいと思います。

 

普段は現実世界で適当に働きながら、たまにネットの世界で文章を発表しています。

 

発表すると言っても、どこかのメディアに載せていただいているわけではなく、ホームページを開いて、そこに書いています。

 

どうして文章を書くのか

ホームページをわざわざ開いてまで、どうして好き好んでそんなことをしているか、それを今ここで詳細に申し上げたいところですが、実際のところ、自分自身にも、どうして自分が文章を書いているのか、書かずにはいられないのか、その理路というか、行動原理を支配しているものはよくわかりません(そういうことをここに書くべきということはわかってはいるんですけれど)。

 

いちばんシンプルに自分の気持ちを表すとしたら、「そこにキーボードがあるから」と答えるのがしっくりくるような気がするのですけれど(山登りの理由みたいだ)、「嫌いには理由があるけれど好きには理由がない」と言うように、自分の好きなものへの気持の理由を説明できるようになってしまったら、その時がそのものとの別れのときになるのかもしれません。

 

わからないから知りたい

「あなたのことはよくわかったわ」というのは別れの常套句ですが、理解できないものに対して、絶え間なく、理解したいという欲望の気持ちを抱くことが、好きだとか愛するだとか、そういうことの本質であると私は思います。

 

だから、私は「自分はなぜ書くのか」という問いには、たぶん一生かかっても明確な回答を出すことができないだろうという確信を持っています。そういうわけで、断定はできませんが、そんな感じなスタンスで文章を書き続けられています。

 

でも、私が答えを「これだ」と提示できなくとも、ひょっとしたら、遠い将来、私の文章を読んだ誰かが「こうなんだよ」と言ってくれる日がもしかしたらいつか、来るのかもしれません。

 

ということですので、しばしの間よろしくお付き合いくださいませ。