円熟した渋いプレゼント
まずは下記バナーより、株式会社TAKESUMIの公式サイトにアクセスしてみてください。
あまりの渋さにびっくりします。
「竹炭」とは、読んで字のごとく、竹を使って作った炭のことです。
炭なので、燃料としての用途はもちろん、他の炭と同じように、消臭・除湿効果もあります。
竹を炭にまで加工するのは、けっこう難しいみたいです。
少し値段は張りますけれど、その代わりプレゼントとして贈るのにはぴったりの品物ということですな。
「祝い竹炭」は贈り物の定番「胡蝶蘭」とは違い、水やりが不要(花ではないので)、枯れた後の処分に困らない(花はいつか枯れる。だがそれゆえに美しい)、などのメリットがあります。
自分が贈答したものが捨てられずにずっと飾られているのって、誰にとってもうれしいことだと思います。
Please,give me bamboo
手指にできる「ささくれ」ってありますよね(いきなりの話題転換!)。
あれって何で「ささくれ」って呼ぶか、ご存知ですか?(このまま進めるのか!)
どうやら、笹(=竹の表面がめくれ上がった状態)のように見えることが語源の一端のようです。
これがもし「笹をくれ!」だったら、エサを要求しているパンダの叫びを連想します。
パンダの代わりに竹と二十四時間戦う企業
ところで、竹って調子が良ければ一日に1メートル以上も伸びるそうです(DASH村で言ってた)。
だから油断していると「竹害」といって、伸びすぎた竹による迷惑も発生しているそうなのです。
つまり、竹は定期的に切らなければならない。
中国とは違って、日本はパンダが野生に生息しているような環境ではないため、竹を減らすのは人間の仕事です。
株式会社KAKESUMIさんのところでは、そんな竹の被害をなくすべく、竹を切り炭にして売るという事業をしているとのことです。
プレゼントが森林保護につながる。人へのプレゼントだけでなく、環境へのプレゼントとなるということです。すばらしい。
パンダは一頭数千万~数億かかるらしいですから、竹を減らすためにパンダを雇うことはハイコストすぎますので、それ比べたらとってもリーズナブルでしょう(得意淡然失意泰然)。