もうだめです! 店長……
外食チェーンにおいては「年中無休」のお店が珍しくない。
夜遅くあるいは朝早くからやっているところもあり、私も年に何回かお世話になっている。
しかし近年、それを見直そうという動きが出てきているらしい。
「年末年始は働きません!」ということをどこかの大手企業が発表したニュースを見た。
ウィークデーに働く、マジョリティな方々がたくさん訪れるであろう年末年始を休むということは、それだけ現場の疲労というか、心労というか、「もうだめです! 店長……」という気運が高まってきた表れであろうと思う。飲食業界の労働環境は厳しい。
飲食店の「本番」は土日である
一般的な人は、平日のランチや夕食に多額のお金をかけたくない。平日限定のワンコインランチや夜の定食というものは、そういうニーズから生まれたものと推測される。
それに対して休日は、複数人で食事を楽しむ心の余裕も、時間の余裕も生まれる。単価の高いメニューをどんどん頼んで頂ける可能性が高まる。
飲食業というのは、休日が「かきいれどき」である。もっとも売り上げが伸びるのは土日や祝日だ。
だから、年末年始の営業を停止すると決断したところは、よっぽどよっぽど、よっぽど追い込まれているのかも知れない。
社長は毎日働いている
先日、業績が伸びている会社の社長と会う機会があった。「いつ休んでるんですか?」と訊ねたところ、「うーん」と考え込み、ややあって「元旦くらいかな」と口を開いた。
364日営業。
こういう方でないと、逆に成功は難しいのかも知れない。
結論:毎日お休みが一番だよね
私は主に平日に働いているので、たまに平日に休んだりすると、たいへん気分がよい。
マジョリティが働いているときに休んでいるのは気分がよい(ほんとうは毎日休日がいい)。
おすすめの西野カナは『Holiday』です。