あいみょん『君はロックを聴かない』は恋の相手に対して少しでも自分を理解してほしい気持ちを歌ったラブソングであるが、人の話を聴かない人は自分を理解してくれなくてもいいからとにかく誰に対しても自分の話をしたいのだろうと推察する。
今回は、人の話を聴かない人が身近に登場したので、できるだけ距離を置いているという話。
こちらがAという必要なこと、たとえば「明日は何時集合にしますか?」とか、を述べているのに対し「明日って友引なんですよね。友引と言うのはそもそも……」というトリヴィアルに会話を展開したがったり。
詳細はついさっき伝えたはずなのに「そもそも明日って、何するんでしたっけ?」と自分主導の会話で情報を再度提示させようとしたり(「自分でまとめたノートじゃないと暗記できない!」と言ってしまうタイプなのか?)。
そういう人はたとえ傍らにいる人間の心臓がBPM190になっても気がつかないのだろう。
そういえば今日はめちゃめちゃ体調がよくてごきげんで歩いていたにもかかわらず「どうしたんすか、顔色悪いっすよ」と言われたし。
あいみょん『君はロックを聴かない』の主人公はロック音楽でいくつもの恋を乗り越えてきたと歌われているけれども、私の場合はどうやって乗り越えていけばいいのか知らん。
それはともかく、あいみょんのアルバム『瞬間的シックスセンス』はとてもいい(唐突な話題転換!)。
造次顛沛を切り取れることが彼女の長所のひとつだと私は思っている。だから、そういうタイトルのアルバムを作ってくれて、とてもうれしい気持ちで聴いています。サンキューあいみょん。