おそよう
おそようございます。
寝ても寝ても眠い。
夜はいつまでもどこまでも、たとえ月曜日からでも夜ふかしをしていたいけれども、対称的に朝はいつまでもずっとずーっと寝ていたいのは不思議である。ねむねむ。
ある筋からの情報によると「睡眠は量ではなく質だ」という。
なるほど。
休日だからといって12時間も寝ていては逆に疲れてしまうのはそのためか。
人生の3分の2は起きている活動時間だけれども、3分の1は睡眠しないと身体がもたない。
人生の3分の1は睡眠である。
そのわりに、私は全然睡眠について知らないのではないか?
このままではイカン、ならぬ!という断固たる決意のもとインターネットを検索したところ(私はすぐグーグルに頼る)天下の厚生労働省(私はすぐに権威に頼る)が2014年に発表した「睡眠指針」なるものにたどり着いた(私はこういう「〇〇すべし」の文面に弱い)。
参考 睡眠指針2014厚生労働省
リンクに飛んでカチカチやっていただきたいのですが、PDFにおいて睡眠12箇条が示されている(12という数字だけで円卓の騎士とかを想像してしまう)。
12箇条をコピペしてそのまま載せると大人の事情的に良くなさそうなので言い換え・要約したものは下記の通り。
- 健全な精神と肉体は良い睡眠から
- 動けそして朝食べろ。寝る&活動にメリハリを
- 良質な睡眠は生活習慣病予防に威力を発揮する
- 心の平穏のためには「休養感」が大事よ
- 季節ごとに「昼間眠くならない睡眠」がある
- 寝たいならまずは環境整えて
- 若者は体内時計健全に
- 働き世代は十分に寝るといっぱい働けるぞ
- 熟年者は一日のリズムを作れ
- ベッドは眠くなってから。あと遅起きダメ・絶対
- 異常な睡眠状態を感知せよ
- 餅は餅屋。眠れない苦しみはその道のプロへ
なるほどね。
これらを徹底した先に豊かな人生の3分の1を得られるという寸法なのですな。
というわけで以下、結びの文章。
おやすみ
ナポレオンは偉くなってからほとんど寝ていなかったとか、猫は一日ほとんど寝ているとか、スティーブ・ジョブズは睡眠を分割してとっていたとか……睡眠に関しては極端な例・伝記ばかり世間ではピックアップされがちですが、身も蓋もないことを申し上げると、適度な睡眠が一番いいのでしょう。
私が厚生労働省から得た教訓はそのような「身の丈に合った態度」です。
千畳敷に寝ても畳一枚。
自分のことを知る努力を怠らず、最適な睡眠を探求していきましょうね。
おやすみなさい。